「県庁おもてなし」を読む
私、偶々本屋で見付けた「阪急電車」を読んで以来、有川浩さんの本が好きである。
「県庁おもてなし課」はそんな有川さんが書いた「地方の観光」の話である。
舞台は高知県。北海道や九州といったメジャーな観光地ではない四国は、観光客が少ない分、手つかずの田舎が残されているのであるが、そんな四国の魅力をいかんなく感じることができる。
何もないけど、光は降り注ぐ。そんな高知を面白いと思う気持ち、ここに観光客を呼び込みたいと思う気持ち、そして故郷を愛する気持ちがよく伝わってくる。
お客様の目線で考えてみること。
前例にとらわれず、柔軟に対応していくこと。
アイデアは現場に転がっていること。
とにかくやってみること。
スピード感をもって仕事に臨むこと。
明日からの仕事への大きな刺激にもなる。
「高知の人は自分の持ち物(高知の素晴らしさ)の価値に無頓着」
・・・以前、住んでいた香川でも全く同じだっだ。
地方には、「憩い」が溢れている。
あぁ馬路村に行ってみたい。宍喰を再訪したい。
瀬戸内海の島でのんびりしたい。
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